カヤックフィッシング始めました
今を遡ったとある日の夜。
車で1時間ほどのところにあるトナミ運輸さんへ出向きました。
電話で到着を確認しておいた、営業所止めの荷物を受取るためです。
受付で伝えて、ワクワクしながら指示された置き場に行ってみると・・・ブツがない！。
全長４mもある荷物が、どうして紛失しちゃうのか。
受付してくれたおにいちゃんとあちこち探しまわること10分ほど。
倉庫のハジッコに追いやられた荷物を、やっと発見しました。
積み込んだブツはコレです。
家に戻って、開封しました。
バオーン。
Hobie Revolution(13) 2009年モデルです。
中古の出物があったので、導入してみました。
数回使用のみとのことで、大変コンディションが良い船体です。
軽さに期待して購入したわけですが、梱包したまま持ったらなぜかアウトバックより重い！！。
焦りましたけど、良く考えたらミラージュドライブと純正ドーリーが同梱されてたんでした。
早速艇庫(ただのリビングですが)へ収めます。
Hobieのマークが2段になりました。
バウの比較
トンガってます。
胴体の幅を比較
比べるとそう見えますが、レボも細すぎるわけじゃありません。
海上で安定するに十分であろう幅だと思います。
後ろから見たところ。
レボリューションは、まあるいお尻がカワイイですね。
こうやって見ると、OutbackとRevolutionはまったく違うコンセプトで作られていますね。
共通点はミラージュドライブくらいで、あとは似ても似つかないカタチです。
さてレボの実物を見てのとりあえずの感想ですが・・・。
・ボトムの形状がほとんどフラットだった。
ターポンみたいな感じです。
アウトバックは竜骨がスゴイんで、違いに驚きました。
・噂通り、艤装のスペースがない。
穴開け艤装は難しいか？。
・Outbackに使っているクーラー、コールマンポリライト48がギリギリ使えないかも。
置けないことはないんですが、クーラーが長すぎて背中に干渉します。
・両サイドのハンドル形状がイマイチ。
ハンドルがこうなので、アウトバックと比べて軽いと感じにくいです。
アウトバックより長さがあるので、陸上での取り回しは同じようなもんでしょう。
さてこのレボリューション、これからどうやって使って行きましょう。
とりあえず何度か海で使ってみて、スパンカーや艤装をどうするか考えていきたいと思います。
足漕ぎの場合、ペダルを動かす時以外にも足の置き場等で艤装が支障になる場合があります。
家の中でいくらシミュレーションしても、実際の使い方とは違いますからね。
あ、そうそうスパンカーについてなんですが一言。
なんか最近、ホビーカヤック＋スパンカー＝常識というか、当然みたいな空気になっている感じがします。
スパンカーは、ミラージュドライブという表挿し舵のあるホビーの足漕ぎカヤックだからこそ活かせる装備です。
そして、スパンカーを装着することには、大きな意味があると思います。
あれだけの大きさの布を張るわけですから、スパンカーのあるなしで艇の使い方は変わります。
スパンカー装着はメリット、デメリット、両方あると思います。
既に他のカヤックで経験を積んだ方はお解りかと思いますが、もし初めてのカヤックでホビーを選んだ方は、できるなら始めはスパンカーなしでしばらく使ってみることをお薦めします。
そうすると、自分の艇の素性が色々わかると思います。
風でどんな向きになるか、流れ方はどうか、風や波の中で漕いだ時の速度はどうか、釣りのやりやすさはどうか等々です。
そしてもし、自分の使い方、釣り方にスパンカーが必要だと感じたら、その時に導入を考えられたらいいんじゃないでしょうか。
必要性を理解して導入すれば、そのスパンカーが正解か、セッティングがもっと必要か等また考える楽しい時間ができると思います。
私は、自分の使い方にどうしてもスパンカーが必要だと思いました。
なので、自分で造ることから始めました。
世の中にはホビーまたは別のカヤックで、スパンカーなしで楽しく釣りまくっている方がたくさんいらっしゃいます。
またホビーカヤックでも、ミラージュドライブとクーラーボックスの抵抗だけで風に立たせて使われている方もいます。
ホビーカヤックに於けるスパンカーの有用性については、しぐさんかoutbackさんのブログで解説されていますので、それも勉強になります。
しぐさんも仰ってましたが、スパンカーは使い方を間違えると海上で危険な目に遭う可能性もあります。
導入とセッティングについては熟考されてください。
以上、初老のじじいの独り言でした。
ということで、Hobie OutbackとRevolution13に興味のある方、どっちにしようか迷っている方はいつでも見に来てください。
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